大根 煮物は真ん中、漬物は先端、味噌汁はタテ切り、おろしは垂直に
大根がおいしい季節になりました。
ビタミンC、カリウム、デンプンの消化を助けるアミラーゼ、タンパク質や脂肪の消化を助けるオキシターゼなどを含む根菜。アミラーゼをはじめとする酵素類は加熱に弱いので、効用を期待したい時は生で。「焼き魚に大根おろし」は理想的。
部位によって味が違うので(下のイラストを参照)使い分けを楽しんで。
切り方にも一工夫。サラダや味噌汁に使うなら、繊維に沿ってタテに切る。おろす場合は繊維に垂直に。
葉の部分もβ─カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維などを含む立派な緑黄色野菜。ビタミンCは根の部分の4倍以上と立派、ぜひ活用したい。
◆大根葉のふりかけ
<材料・4人分>
・大根の葉…………………………2本分
・しょうが・みじん切り………小さじ2
a「瀬戸のほんじお」………………少々
a「味の素」…………………………少々
・「瀬戸のほんじお」……………………少々
<作り方>
(1)大根の葉は外側を少し取り除き、茎のつけ根の部分をそぎ取る。これをタテ2つ割りにし、塩を入れた熱湯にサッとくぐらせて、水にとる。水気を絞ってから、みじん切りにし、もう一度絞る。
(2)(1)の大根の葉としょうがを混ぜ、aで味をつける。
ごはんに混ぜる時は、塩味を濃いめに。