大根 煮物は真ん中、漬物は先端、味噌汁はタテ切り、おろしは垂直に

2007.10.10 147号 1面

大根がおいしい季節になりました。

ビタミンC、カリウム、デンプンの消化を助けるアミラーゼ、タンパク質や脂肪の消化を助けるオキシターゼなどを含む根菜。アミラーゼをはじめとする酵素類は加熱に弱いので、効用を期待したい時は生で。「焼き魚に大根おろし」は理想的。

部位によって味が違うので(下のイラストを参照)使い分けを楽しんで。

切り方にも一工夫。サラダや味噌汁に使うなら、繊維に沿ってタテに切る。おろす場合は繊維に垂直に。

葉の部分もβ─カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維などを含む立派な緑黄色野菜。ビタミンCは根の部分の4倍以上と立派、ぜひ活用したい。

◆大根葉のふりかけ

<材料・4人分>

・大根の葉…………………………2本分

・しょうが・みじん切り………小さじ2

a「瀬戸のほんじお」………………少々

a「味の素」…………………………少々

・「瀬戸のほんじお」……………………少々

<作り方>

(1)大根の葉は外側を少し取り除き、茎のつけ根の部分をそぎ取る。これをタテ2つ割りにし、塩を入れた熱湯にサッとくぐらせて、水にとる。水気を絞ってから、みじん切りにし、もう一度絞る。

(2)(1)の大根の葉としょうがを混ぜ、aで味をつける。

ごはんに混ぜる時は、塩味を濃いめに。

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