ちぢみほうれん草 フリルは甘みと栄養の証
寒の極み、わざと寒さに当てる「寒じめ」栽培をするとほうれん草の糖度はぐんとアップ。葉が凍りつかないよう自ら水分を少なくし、溜め込んでいたでんぷんを糖に変えることから、うまみ成分であるアミノ酸含有量やビタミンCも上昇。葉肉の厚さやフリルは、つまり豊富な甘みや栄養価の証。
ミネラル類、カロテン、ビタミンB群・C、葉酸などを含むほうれん草。独特のえぐみも、冬は地温低下により代謝が少なくなりシュウ酸が減少するためマイルドに。
◆ほうれん草のミルフィーユサラダ
<材料・2人分>
・ほうれん草…………………………1束
・ツナ(缶詰)………………………1缶
・塩……………………………………少々
・「キユーピー シーザーサラダドレッシング」……大さじ2
・「アヲハタ 十勝コーン ホール」……大さじ2
<作り方>
(1)ほうれん草は塩を加えた熱湯でゆでて水に取り、水気を絞って長さ4等分に切る。
(2)(1)とツナの半量を交互に重ねる。同様にもう1個つくる。
(3)(2)にドレッシングをかけ、コーンを散らす。
※ほうれん草はよく水気を絞ってから使いましょう。
レシピ=キユーピー「とっておきレシピ」
●ほうれん草の保存
葉先が乾かないよう、湿らせた新聞紙で包む。ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てる。かためにゆでてラップで包み、冷凍保存しても。