漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(135)夏至 「一番早い日の出の日」はホント?

2021.06.01 311号 08面
枝豆

枝豆

香り枝豆ごはんとフルーツずんだ串団子

香り枝豆ごはんとフルーツずんだ串団子

 ●24節気 夏至(6月21日~7月6日)

 1年で最も日が長く、夜が短くなる頃。二十四節気を3つに分けた七十二候では、初候は「なつかれくさ枯れる」、うつぼぐさの花穂が枯れたように見える頃。次候は「あやめはな咲く」、この紫の花が咲いたら梅雨の目安。末候は「半夏生ず」、半夏はからすびゃくしという植物。夏至から数え11日目が半夏生の日。田植えを済ませた農家がお休みをとる時期で、たこを食べる習慣も伝えられます。

 今年の夏至は6月21日。東京近辺の昼の長さは14時間35分。最も早く日が昇り、最も遅く日が沈む日と思われがちですが、これは間違い。最も早く日が昇るのは夏至の日より1週間ほど早く、最も遅く日が沈むのは1週間ほど後になります。

 その訳をかいつまんで説明すると、太陽を回る地球の軌道が正円でなくて楕円であることと、地球の地軸が軌道に対して傾いているから。

 現在使われているのは、太陽時というもので、もっと簡単に説明すると太陽が真南に来たときから、次に真南に来る時までを1日として、それを24で割って1時間が決まります。

 ともあれ夏至の日に昼が最も長くなるのは本当です。長い昼間を満喫しましょう。

 ●気象歳時記

 五運六気・辛丑年(2021年)

 客運が少徴に当たるため、例年ほど暑くなく、雨が降りやすくなるかもしれません。

 ●枝豆

 【栄養学】たんぱく質・カリウム・ビタミンCなど、大豆と野菜の両方の栄養を含みます。カリウムは余分な水分を出し、むくみを防ぐ作用も。

 【薬膳学】梅雨は雨が多く、体内に湿がたまりやすい季節。香りの良い食材を組み合わせると、胃腸の働きと消化吸収を高めてくれます。

 東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 葭谷麻利子(レシピも)

 ◆香り枝豆ごはんとフルーツずんだ串団子

 胃腸の調子をアップさせる むくみも解消

 香り枝豆ごはん…エネルギー291kcal たんぱく質6.7g 塩分0.7g(1人分)

 フルーツずんだ串団子…エネルギー196kcal たんぱく質7.1g 塩分0g(1人分)

 【香り枝豆ごはん】

 <材料・2人分>

 ・ゆで枝豆(さや付き)……100g

 ・赤たまねぎ(3cm 長さに薄切り)……1/6個

 ・塩……小さじ1/4

 ・ごはん……2 杯分

 <作り方>

 枝豆は薄皮をむき、粗く切る。赤たまねぎと一緒に塩をまぶし、ごはんに混ぜる。

 【フルーツずんだ串団子】

 <材料・2人分>

 ・ゆで枝豆(さや付き)……150g

 ・オレンジマーマレード……大さじ2

 A・米粉……50g

 A・絹ごし豆腐……50g

 <作り方>

 (1)枝豆は薄皮をむき、みじんに切る。ポリ袋に入れてスプーンでつぶしマーマレードを混ぜる。

 (2)Aをよく混ぜて8個に丸め、軽く押さえる。熱湯に入れ浮き上がってきたら、さらに1分ゆでて水で冷やす。串に2個ずつ刺して(1)をからめる。

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