ほっとコーヒータイム(110)喫茶店の市場規模
2016年度のカフェ(喫茶店)の市場規模は、前年比1.0%減の1兆1666億円と推計されることが、調査会社TPCマーケティングリサーチの調べで分かりました。近年は、大手カフェチェーンが店舗数を増やす一方、個人経営の小規模な喫茶店の数は減る傾向にあり、市場全体が伸び悩んでいるとみられています。
総務省統計局の経済コンサス基礎調査(2014年)によると、喫茶店の数は全国で6万9983軒。ピーク時の1981(昭和56)年から半数以下に激減しました。
喫茶店を経営組織別にみると、チェーン店などを展開する「法人」は全体の約24%、一方「個人経営」は約76%と大半を占めていますが、ファストフードなど他の外食業態との競合激化で、個人経営の喫茶店は苦戦が続いています。
一方、大手カフェチェーンでは、差別化策の一つとして、ランチ需要に向けフードメニューを強化する傾向があります。先述の調査によると、喫茶店市場規模の中で、フード(スイーツを含まない)の占める割合は、約23%の2672億円。うち約6割がパン、約2割がパスタ、1割強がカレー、オムライスなどのライスメニューでした。
喫茶店のあり方(経営・メニュー・価格)が変化する中、私たちのコーヒーの飲み方もますます変わっていくようです。
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