(財)イオン環境財団は4月末、北京市人民政府とともに「万里の長城植樹」を実施した。この活動は、環境問題に国境はないといわれるなか、1995年に北京市で開催された「第2回日中環境問題国際シンポジウム」において、数百年にわたる森林伐採で消滅した万里の長城周辺の森を再び蘇らせたいと願う(財)イオン環境財団からの提案を機に、同財団と北京市が協働して1998年から開始した。
今回の植樹活動は、5ヵ年計画の4年目で、日本からのボランティア約1400人と中国のボランティア700人、合わせて約2100人で、モウコナラやアブラマツ等の植種を合計約2万本植えた。これで植樹累計本数は100万本になった。