地域の食景色:色鮮やかな道真公 菓子で伝統行事に新風

店によって微妙に異なる道真公

店によって微妙に異なる道真公

 【新潟】新潟県燕市では、2月25日の菅原道真公の命日をしのぶ「天神講」を前に、色鮮やかな天神講菓子の製造販売が最盛期を迎えている。地域で風化しつつある伝統行事だったが近年、市が地域資源として着目。受験シーズンに絡めた合格祈願行事としてもアピールし、新風を吹き込んでいる。
 全国的にさまざまな風習が残る「天神講」だが、燕市では道真公の命日・2月25日に各家庭で道真公の掛け軸を飾り、道真公などをかたどった菓子を供える。菓子は粉菓子や金花糖などがあり、いず

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