ファミリーマート30周年特集:オペーレーション本部・高田基生本部長 大震災、加盟店救済を最優先

小売 特集 2011.09.15 10545号 15面
高田基生氏

高田基生氏

配送車両を改造した新型移動販売車両。今後は買い物不便地域でも活躍が期待される

配送車両を改造した新型移動販売車両。今後は買い物不便地域でも活躍が期待される

 ファミリーマート恒例の春の政策発表会が仙台市内で開かれているさなかに東日本大震災が発生した。東北・関東地区で約300店、仙台総合センターなど物流拠点も被災した。高田基生取締役オペレーション本部長は直後に「身内である加盟店、社員の救済を第一優先とする」と明言し、社員全員でそれを実行した。それが早期の復旧へとつながった。しかし、店舗をもとに戻すだけではなく、さらに地域の生活者に支持される店に進化させることがオペレーション本部、スーパーバイザー(SV)の仕事と強調する。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら