東北流通特集
◆東北流通特集:中小SM、生き残り模索へCGC参加進む
東北CGC加盟11社は年商総額4300億円、関東、東海に次ぐ規模を誇る。人口減少、高齢化のスピードが速い東北で加盟社の多くが地域一番店を有し、地元の台所として存在感を示してきている。500坪(1650平方m)を超える店もあるが、大方が300~400坪(990~1320平方m)の中で品揃えを精査しながら地域に合わせ、買いやすさも支持の大きな理由になっている。
CGC組織内でのグループ化は量、質ともに進化してきている。5月に宮城県柴田町が本部の伊藤チェ
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◆東北流通特集:中小SM、生き残り模索へCGC参加進む
特集 小売 2019.08.14東北CGC加盟11社は年商総額4300億円、関東、東海に次ぐ規模を誇る。人口減少、高齢化のスピードが速い東北で加盟社の多くが地域一番店を有し、地元の台所として存在感を示してきている。500坪(1650平方m)を超える店もあるが、大方が300~400坪…続きを読む
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東北流通特集:ヨークベニマル・大高善興会長 10月の環境変化に備える
特集 小売 2019.08.14◇5%還元の逆境に挑む ヨークベニマルの大高善興会長は、10月以降をチェーンストアの正念場と考える。複数税率に合わせて導入される中小企業へのポイント還元支援策は、同社を含む大手食品スーパー(SM)にとっては5%のハンディキャップほかならない。その環…続きを読む
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東北流通特集:イオンリテール東北カンパニー・辻雅信支社長
特集 小売 2019.08.14◇GMS、SMの統合で新ビジネスモデル創造 東北復興と活性化へ、生活見据えた関わりを 仙台圏で新たな小型店を模索 イオンリテールは、復興と東北活性化に向けて何ができるか探り続けてきた。商品の一つは「にぎわい東北」であり、店づくりでは7月14日オープ…続きを読む
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東北流通特集:ユニバース・三浦紘一社長 経常利益率4%台をキープし続ける力
特集 小売 2019.08.14◇DgSやDSなど競合出店相次ぐ北東北 消費増税、ポイント還元へ対抗策を 営業利益率が2016年4.3%、17年4.1%、18年4.0%をたどるユニバース。「他社との比較ではかなりの差をみせているが、自社でみれば自慢できる数字ではない」。7月3日開…続きを読む
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東北流通特集:第8回ユナイト会総会 縮小市場で増収増益達成
特集 小売 2019.08.14設立7年目を迎えたユナイトホールディングス(HD)のいとく、タカヤナギの前期連結決算は売上げ740億円、経常利益22億円というものだ。人口減少率が全国で一番高い秋田県でのSMがこのような数字を残していることは注目に値する。競合SMのみならず、さまざま…続きを読む
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東北流通特集:ヤマザワ・古山利昭社長 トップダウンからボトムアップへ
特集 小売 2019.08.14◇単体売上げ870億円目指す 9月末に角田店開店、新たな試みを提案 ヤマザワは失地回復に向け、さまざまな手立てを打ち出している。小売業の基本に立ち返り、トップダウンから現場の力を生かすボトムアップの組織づくりを進め、最終年度単体売上げ870億円の中…続きを読む
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東北流通特集:よねや商事 戦略店舗「千石大橋店」改装で差別化
特集 小売 2019.08.14●とくし丸事業、5号車が出発 よねや商事の前期業績は、さまざまな条件が重なり苦戦した。労働集約型の小売業には逆風が吹いている。お客へのサービスレベル向上には、生産性を上げていくことが大事だ。しかもスピード感を持ってだ。46期は減収となったが、経常利…続きを読む
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東北流通特集:東北協同事業開発・丹野潤一氏 古今東北は地域重視、商品開発の原…
特集 小売 2019.08.14◇東北協同事業開発「古今東北」・丹野潤一取締役営業部長=組織上げて販路開拓 目立つ売場訴求、共同購入企画増も 古今東北は東日本大震災復興を含め、地域進行の役割を担う責任があるとの共通認識で、2015年11月に発売された。産地、工場の販路拡大が重要な…続きを読む