東北流通特集
東北流通特集：ヨークベニマル・大高善興会長 10月の環境変化に備える
大高善興会長
複数税率導入後も「食べて帰る」シーンの開拓は重要テーマ
生鮮・惣菜を軸にSMならではの買い物体験を提供
刺し身をあぶりで仕上げるなど新たな提案に取り組む
保存料などを使用せずに安全・安心を訴求するライフフーズの惣菜
◇5％還元の逆境に挑む
ヨークベニマルの大高善興会長は、10月以降をチェーンストアの正念場と考える。複数税率に合わせて導入される中小企業へのポイント還元支援策は、同社を含む大手食品スーパー（SM）にとっては5％のハンディキャップほかならない。その環境下での競争に向けて準備を進めるが、基本的な戦略は従来と変わらない。商品面ではSMの差別化ポイントである生鮮・惣菜に磨きをかけ、運営面では基本の徹底により顧客満足を追求する。（宮川耕平）
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