東北卸流通の力 リーダーに聞く

東北卸流通の力 リーダーに聞く:三菱食品・若林哲也東北支社長 未知領域と攻め合いの1年

卸・商社 2021.10.06 12305号 06面

 前期業績は微増収増益。4月からコロナ需要があり、卸売業の機能を果たしてきた。小売、メーカー、卸はシステムにのってモノを動かしているのが現状。どこかで人の手が入ると効率が悪くなり、コストがかかる。エラーも発生する。昨年第1四半期はそれが顕(あらわ)れた。需要を読めた人などいなく、人手をかけて対応せざるを得なかった。「卸売業というなりわいで、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と人手をかけざるを得ない業務でという未知の領域と攻め合いながら1年を終えた」と三菱食品の若林

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