食品ニューテクノロジー研究会講演:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・裏出良博教授

 ◆「睡眠の調節機構~睡眠機能性食品の開発」 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・教授 裏出良博氏  われわれは35年にわたり、最も強力な内因性睡眠物質として日本で発見されたプロスタグランジンD2の睡眠誘発機構を研究してきた。そして、その睡眠を仲介するアデノシン、覚醒物質であるヒスタミンやオレキシンの作用機構を明らかにし、睡眠中枢や覚醒中枢を同定して世界の睡眠研究をけん引してきた。最近は研究成果の社会還元を目指して睡眠機能性研究所を設立し、研究所が保有

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