寒天特集

寒天特集:伊那食品工業 食シーン第3ステップへ、用途多彩な味や食感

水産加工 2020.07.22 12086号 07面
6月に発売したスナック寒天「さくさく寒天」

6月に発売したスナック寒天「さくさく寒天」

環境問題への意識と並行して注目が高まっている可食性フィルム「クレール」シリーズ

環境問題への意識と並行して注目が高まっている可食性フィルム「クレール」シリーズ

 「目指す消費シーンは、伝統的な固める、寄せるといった使い方や、トッピングなどの即食に続く第3のステップ。味や食感、用途に工夫を加えた多彩な寒天商品を展開していきたい」と伊那食品工業の塚越英弘社長は話す。
 6月から一部の直営店で先行販売している「さくさく寒天」は、独自の製法で軽い食感に仕上げた寒天にアオサを練り込んだ醤油味の「新食感スナック寒天」。素焼きのアーモンド、カシューナッツを加え、おやつやつまみ需要に提案する。
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