こうや豆腐特集

◆こうや豆腐特集:コロナ内食化、安定成長の好機に高まる機能性認知

農産加工 2020.10.09 12129号 07面
機能性認知の浸透で需要開拓が進むこうや豆腐

機能性認知の浸透で需要開拓が進むこうや豆腐

●「新たな価値」浸透

伝統的な乾物素材として親しまれている「こうや豆腐」。高タンパク、低脂質な特性や豊富に含むレジスタントタンパク質の機能性などが市場認知度を高め、健康志向のユーザー層などを開拓している。新型コロナの感染拡大が続く今期は、外出自粛に伴う内食化で好調な家庭用、不調な業務用とカテゴリーで明暗が分かれているが、業界では「これまで取り組んできた機能性、メニュー提案の積み重ねで、新しい価値が着実に浸透している」(こうや豆腐普及委員会・木下博隆委員長)と手応え。仮需要で終わらない安定成長に向けて、価値訴求をさらに一歩、前進させる構えだ。(長野支局長=西澤貴寛)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら