寒天特集

寒天特集:天然製造「寒天日和」で順調 停滞打破へ、新規ユーザー開拓

水産加工 2022.01.31 12357号 06面
連日の「寒天日和」で順調に天然製造が進む角寒天(21年12月撮影、茅野市のイチカネト)

連日の「寒天日和」で順調に天然製造が進む角寒天(21年12月撮影、茅野市のイチカネト)

コロナ禍で高まる内食の健康・簡便志向を受け定着が進む即食型のカット寒天(伊那食品工業「スープ用糸寒天」)

コロナ禍で高まる内食の健康・簡便志向を受け定着が進む即食型のカット寒天(伊那食品工業「スープ用糸寒天」)

 「寒天の里」長野県茅野市。昨年末から「久しぶりにうれしい寒さの毎日」(長野県寒天水産加工業協同組合・五味嘉江組合長)が続き、今21~22年製造期は順調な角寒天製造が続く。
 20~21年期も出だしこそ寒気に恵まれ順調なスタートを切ったものの、年明けの1月中旬以降は暖冬傾向で足踏みとなり、前期を割り込む製造量で終わっており、長期予報では2月いっぱいは冷え込みが続く見込みの今期にかける期待は大きい。
 五味組合長は、「良品には間違

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