長野・山梨地区夏季特集

長野・山梨地区夏季特集:小売流通=市場再構築へ 進むスクラップ・アンド・ビルド

小売 2022.08.19 12453号 06面
6月にオープンしたツルヤ穂高店(長野県安曇野市)

6月にオープンしたツルヤ穂高店(長野県安曇野市)

21年12月に売場規模を縮小して再出発したオギノ・リバーシティ店(山梨県中央市)

21年12月に売場規模を縮小して再出発したオギノ・リバーシティ店(山梨県中央市)

 人口減少などを背景に市場規模の縮小が続く、甲信エリアの食品マーケット。食品スーパー(SM)は長野のツルヤ、山梨のオギノといった地元チェーンが強さを誇るが、店舗拡大が著しいドラッグストア、ディスカウントストアらとの業態を超えた競合が過熱する。郊外では大型商業施設の新規出店計画も相次ぎ、中心市街地をはじめとする既存商圏は立て直しが急務。商圏規模の変化に応じたスクラップ・アンド・ビルド、店舗規模の縮小リニューアルなどの動きも進み、生活商圏の持続性など中長期的なビジョンを伴った市場

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    長野・山梨地区夏季特集

    総合

     酷暑が続く甲信エリア。「ウィズコロナ」シフトが進む中、3年ぶりに行動制限のない夏となったが、悪化の一途をたどる製造・物流コスト、円安、感染拡大第7波など数えきれない負の連鎖に、域内食品業界の疲弊は深刻だ。本紙が長野、山 […]

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