長野・山梨地区夏季特集

◆長野・山梨地区夏季特集:過酷な夏 変化とらえる一手を模索

総合 2022.08.19 12453号 06面
コロナ禍による1年延期で今年4~6月に開催された長野市・善光寺の「善光寺御開帳」。期間中の参拝客数は約640万人で前回2015年より10%減ったものの、潜在的な観光需要の大きさを示した(5月3日撮影)

コロナ禍による1年延期で今年4~6月に開催された長野市・善光寺の「善光寺御開帳」。期間中の参拝客数は約640万人で前回2015年より10%減ったものの、潜在的な観光需要の大きさを示した(5月3日撮影)

 ●コスト高、コロナ第7波 負の連鎖にあえぐ業界
 酷暑が続く甲信エリア。「ウィズコロナ」シフトが進む中、3年ぶりに行動制限のない夏となったが、悪化の一途をたどる製造・物流コスト、円安、感染拡大第7波など数えきれない負の連鎖に、域内食品業界の疲弊は深刻だ。本紙が長野、山梨両県の食品メーカー、食品卸、食品小売業、外食業らを対象に行った調査では、景況感について半数以上が「改善」「やや改善」と答え、売上げも回復傾向が見えるものの、厳しい収益環境にあえぐ状況が

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