スパイス特集:家庭用、唐辛子堅調 ハーブ中心の洋風は足踏み
今上半期の家庭用主要スパイスの動向は、全体ではやや減少傾向で推移しているとみられ、勢いエスビー食品、ハウス食品、ライオンのシェア争いが激化しているとみられる。とくに、イタリア料理ブームなどを背景に、これまで市場拡大のけん引役となっていた洋風スパイスが、全体としてはやや低調。ライオンでは、バジル、オレガノ、マジョラムなどのハーブ系は着実に伸び「洋風スパイスはそこそこ健闘」しているが、エスビーはほぼ横ばいで推移。ハウスは「洋風のホールは二〇%増」ながら、ウエートの高いパウダーが二