食品産業功労賞受賞者プロフィル:生産部門=アヲハタ・廿日出多真夫氏

スプレッド 特集 1999.10.21 8601号 5面

廿日出多真夫氏の受賞功績は、缶詰技術の深耕拡大によって、世界に先駆けて低糖度ジャムを開発し、商品化に成功したこと。同氏の尊父・廿日出要之進氏(昭和48年9月26日没)も農産缶詰の品質およびジャム類の品質向上に貢献したことにより食品産業功労賞(技術部門)を昭和47年に受賞し、親子二代の受賞となった。 本来ジャムといえば、果物を砂糖で煮込み糖度も六五度以上に濃縮した甘いものというイメージが定着、高度成長が終わって甘さ離れが始まり、健康本位に嗜好が大きく変化

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