中央酪農会議、「牛乳に相談だ!」キャンペーン実施 消費拡大目指す
(社)中央酪農会議(東京都千代田区、03・3245・7621=中酪)は、牛乳の消費拡大を目指した「牛乳に相談だ!」キャンペーンを8月から関東地区を中心に実施する。メーンターゲットを牛乳離れが起きている10代男女の「中高生」に絞り込み、TVCMや交通広告などのプロモーション活動に加え、乳業者や流通、他の食品メーカーなどとの連携を深めた活動を展開する。今後5ヵ年計画で、エリアの拡大などキャンペーンを継続していく方針。(山本大介)
中酪では、牛乳離れが国内で広がりを見せている現状を踏まえ、牛乳消費拡大促進委員会(委員長=上田隆穂学習院大学経済学部教授)を中心に平成17年度牛乳消費安定・飲用需給構造改革事業の一環として、今回「牛乳に相談だ!」キャンペーンを実施。酪農・乳業一体となった取組みとして既存価値の訴求と新しい価値の掘り起こしを目指す。
牛乳の消費構造を分析した結果、(1)加齢とともに牛乳を飲まなくなってしまった10代男女のヤング層(2)牛乳の消費が漸減気味な30~50代のミドル女性層(3)牛乳をしっかり飲み続けている60代のシニア男性層の3つのグループが浮かび上がってきた。ヤング層男女の消費拡大のため、ターゲットを絞って今回キャンペーンに取組む。
中高生特有の生活パターンを利用して、(1)牛乳の存在感を高める(2)牛乳の主要なベネフィットをより正確に深く多角的に伝えていく。具体的には、「牛乳に相談だ!」をキャンペーンワードに、統一ロゴを使用。存在感を高めるメディアとして主にTVCMを中心にしたコミュニケーションを展開。CMは、今年8月の夏休みと来年1月に3500GRPを投入。さらに、中高生とのコンタクトポイントを多様化し、ポスターではターゲットの側から“牛乳”を捉え直すものとして、「お肌にいい飲み物ないかしら。」や「成績も、身長も、伸ばしたいのですが。」などをキャッチコピーに採用。全国主要都市などでの駅貼り広告や車輌広告を実施するほか、酪農家のインナー向けポスターも同時に作成した。また、携帯サイトやWebサイト(gyunyu.com)などを活用し、漫画配信などの受け入れられやすい方法で情報を発信していく。
6月初旬から、全国6地区で事業説明会を実施。酪農・乳業にタイアップ内容の具体的要請をしていく。7月下旬には「キックオフ記者会見」を実施。関係者向けには活動マニュアルや活動レポートを発行。酪農家による情報発信や全国の酪農イベントなどに連動させて周知させる。学校の先生とも連携し、牛乳の情報チャネルとなってもらう。Jミルク((社)日本酪農乳業協会)との連携では、店頭デジタルPOPの共同使用、骨密度測定キャラバンを実施。「乳等省令」など規制緩和に対する取組み、飲用機会拡大の実験、牛乳パックのスペースを利用したキャンペーン告知、流通業界や食品メーカー各社とタイアップした販促を提案していく。













