サッポロビール、ビール類の賞味期限延長 食品ロス削減へ

酒類 ニュース 2019.10.16 11956号 02面
変更前の缶底

変更前の缶底

変更後の缶底

変更後の缶底

 サッポロビールはビール類の賞味期限を3ヵ月延長する。現行の9ヵ月から12ヵ月に延長し食品ロス削減につなげる。20年3月1日製造分から順次切り替え、製造時期表示も「年月旬」から「年月」に変更する。SMなどの量販店にとっては、在庫管理の手間を軽減できるほか販売機会の損失を減らす効果が期待できる。
 10月1日に施行した「食品ロス削減の推進に関する法律」を踏まえ実施する。8日の発表会で三上浩嗣経営戦略部長は、「日本のビール業界に先駆けて行う」と説明した。

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