森永乳業と北海道佐呂間町、水資源確保へ協定締結 地元工場に新システム導入

武田温友佐呂間町長(右)と千田稔洋佐呂間工場長の間で連携協定が交わされた

武田温友佐呂間町長(右)と千田稔洋佐呂間工場長の間で連携協定が交わされた

地域のサステナビリティへの貢献が期待される佐呂間工場

地域のサステナビリティへの貢献が期待される佐呂間工場

 森永乳業は、水資源におけるサステナビリティへの取組みを加速させる。3日、バターなどを製造する同社佐呂間工場と同工場の立地する北海道佐呂間町との間で「水資源の確保に関する連携協定」を締結。地下水を循環して再利用するシステム導入を発表し、27年4月からの稼働を予定。
 佐呂間工場は、年間約30万tの生乳からバターや脱脂粉乳などの乳製品を製造する、同社グループの主力工場。道内の生乳受け入れの重要拠点の一つでもある。同工場のある佐呂間町はもともと有畜農業(農

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