育児用調製粉乳・ベビーフード特集2025
◆育児用調製粉乳・ベビーフード特集:少子化加速も子育てニーズ支える
歯止めの利かない出生数減少の中で、育児用調製粉乳(育粉)とベビーフードの両市場はダウントレンドにある。一方、共働きや男性の育児への積極参加など、令和の育児スタイルの定着も並行していることから、両カテゴリーへの需要と信頼は高まっている。1年で切り替わるユーザーに対し、いかに付加価値の高い提案を続け、育児環境をバージョンアップしていけるかが鍵だ。
最近では1歳以上の幼児市場も注目されているが、まずは健やかな成長への土台となる栄養摂取アイテムへの信頼作り
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◆育児用調製粉乳・ベビーフード特集:少子化加速も子育てニーズ支える
乳幼児食品 特集 2025.10.31歯止めの利かない出生数減少の中で、育児用調製粉乳(育粉)とベビーフードの両市場はダウントレンドにある。一方、共働きや男性の育児への積極参加など、令和の育児スタイルの定着も並行していることから、両カテゴリーへの需要と信頼は高まっている。1年で切り替わる…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:生産・消費=育児スタイル変容で内需増
乳幼児食品 特集 2025.10.31厚生労働省が9月26日に発表した「人口動態統計(速報値)」によると、25年1~7月の出生数は40万2695人で、前年から3.0%減となった。これは外国人を含む実需ベースの数値であり、このままのペースで進むと25年トータルでは70万人を割り込むとみられ…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:輸出=再び下落傾向もタイは2.7倍
乳幼児食品 特集 2025.10.3124年は回復軌道に乗ったかに見えた粉ミルク(調製粉乳)の輸出だが、25年は一転、再びダウントレンドとなりそうだ。財務省「貿易統計」によると、25年1~7月の調製粉乳輸出量は、前年を14.8%下回る4106tにとどまった。経済発展による需要増で東南アジ…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:乳児用調整粉乳=独自価値打ち出し支持獲得
乳幼児食品 特集 2025.10.31これまで使用頻度・使用率の上昇から伸長してきた乳児用調製粉乳(乳粉)市場だが、25年上期(4~9月)はマイナス推移に転じている。出生数の減少で、使用率の上昇幅を絶対数の減少幅が上回っていることが大きい。加えて24年8月の南海トラフ地震臨時情報発信によ…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:乳児用液体ミルク=使用シーン広がり成長続く
乳幼児食品 特集 2025.10.31乳児用調製液状乳(液体ミルク)は、乳粉が減少傾向にある中、前年を上回って推移。育児用ミルク市場内でのシェアも5%強まで拡大しているとみられる。24年は8月に宮崎県で発生した震度6強の地震と、南海トラフ地震臨時情報発令など、防災意識が高まる事象が頻発し…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:フォローアップミルク=本質理解促しニーズ開…
乳幼児食品 特集 2025.10.31フォローアップミルクは引き続き漸減傾向が続いている。乳粉や液体ミルクと異なり、必需品としての認識が弱く、価格改定も重なった。最近ではフォローアップミルク以外でも子どもの成長に必要な栄養を補うアイテムが続々と市場に投入されており、必要性の理解促進が求め…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:特殊調整粉乳=安定供給体制整え健康守る
乳幼児食品 特集 2025.10.31厚生労働省の「人口動態統計月報(概数)」によると、24年1~12月の乳児死亡率(出生1000比)は、1899年の調査開始以来最小となる1.8%だった。25年1~5月までの乳児死亡率(出生1000比)は1.7%とさらに下がり、高い水準を維持している。 …続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:ベビーフード=購入量縮小とどめ安心提供
乳幼児食品 特集 2025.10.31日本ベビーフード協議会によると、24年1~12月のベビーフード生産量は1万4106tとなり、2年連続で前年を下回った。金額ベースでは308億6300万円で前年を5.5%下回り、20年以来5年ぶりに減少に転じた。価格改定を経ても使用率・使用頻度とも増加…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:幼児市場へ熱視線 1人当たりの支出上昇
乳幼児食品 特集 2025.10.31出生数が減少の一途を続ける中、幼児(トドラー)市場へ熱視線が向けられている。育粉、そしてベビーフードを卒業して以降、小学校入学前までの1~6歳に当たる子どもをターゲットに、各社の取り組みが急速に進む。子どもの数が減る一方で、1人当たりの子どもに拠出す…続きを読む











