丸美屋では価格改定後、数量ベースでも影響なく需要が継続しているという。けん引役は引き続きひきわり納豆。特に赤パッケージの「ひきわり納豆3個組」は好評だという。 最近堅調に推移する商品は、「国産小粒納豆 まろやか酢たれ(エラグ酸入り)」(機能性表示商…続きを読む
ヤマダフーズは消費量増加を目標に納豆需要の新規開拓を目指す。業務用納豆シェアトップの強みを生かし、25年には冷凍・フリーズドライ(FD)商品の拡販にも注力する。24年4月に価格改定と同時にチルド商品の集約化を実施し、工場の生産効率向上に取り組んだ。2…続きを読む
太子食品工業は昨年3月に発売した新商品「和だし納豆極小粒」と9月発売の「煮干し納豆極小粒」がけん引し、24年全体の売上げは前年比9%前後で推移した。25年3月には「昆布と椎茸小粒納豆40g×2」を新たに発売する。1975年に発売した「昆布納豆」を、昆…続きを読む
創業75周年を迎えるあづま食品は、強みである国産大豆商品を中心に販売を強化する。生産効率やアイテムの集約など製造工場の合理化も進めつつ味に妥協しない姿勢を理念に、納豆専門メーカーとして品揃えを生かした価値訴求を促進する考え。 24年は「国産大きなひ…続きを読む
タカノフーズは「極小粒ミニ3」を筆頭に、「国産丸大豆」「旨味ひきわりミニ3」など主力商品が前年実績を上回り、売上げに貢献した。金額ベースでは前年比約5%増で着地。横ばい傾向の市場より好調に推移した。 17年の発売当初から同社は「すごい納豆S-903…続きを読む
Mizkanは主力の「金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ」「パキッ!とたれ とろっ豆」を成長させ、若年層を開拓している。たっぷりのたれ、やわらかな豆がご飯になじむといった価値が浸透した。 キャンペーンで人気の「たれだけたっぷり!たまご醤油たれ」…続きを読む
SOY CANADA(カナダ大豆協会)は2月27日、カナダ大使館(東京都港区)でカナダ大豆セミナーを開催した。農業従事者や輸出業者らが登壇し、カナダ大豆を取り巻く環境について、日本とカナダの強固な関係を見据えたプレゼンテーションを行った。 カナダの…続きを読む
現在、世界的に大豆の需要は増加しており、生産量も上昇傾向にある。アメリカ大豆輸出協会(USSEC)の調べによると、24年の日本の大豆総輸入量は317万1450tと前年をやや下回った。米国産大豆では208万t、そのうち食品グレード大豆は23年の70万t…続きを読む
財務省の貿易統計によると、24年1~12月の納豆の総輸出量は金額ベースで前年比13.7%増の21億6404万4000円、重量ベースで同10.3%増の3655tと順調に推移した。17年比で見ると金額・重量ともに倍増している。 輸出先トップの米国は10…続きを読む
総務省家計調査によると、24年の全国1世帯当たりの消費金額は年間4770円、市場規模は金額ベースで2874億円と前年比6.6%増だった。物価高の影響もあり、消費者物価指数は4ポイント上昇、全体的に2%増で推移している。粒別では主流の小粒納豆が規模を維…続きを読む