地場流通大手のイズミは、4月1日付で町田繁樹副社長が代表取締役社長に就任する。山西泰明社長は代表取締役会長に就く。同社では32年ぶりの社長交代となり、創業家以外から初の社長就任となる。同社では、新体制の下で同社グループの持続的な成長と企業価値の創造を…続きを読む
【関西】兵庫県手延素麺協同組合がこのほど行った全商品の5%の値上げは、市場へ順当に浸透する見込みだ。また、25年度の生産目標を前年比微増の104万箱(18kg換算)とし、供給責任を十全に果たしていくと同時にCM刷新やSNS活用、夏季イベントでのPR、…続きを読む
日本の食文化の維持と地方経済の活性化を目指し、旭食品とINTLOOP(イントループ)が合弁会社「食共創パートナーズ」を1月に設立した。食品業界に特化し経営課題を抱える企業に経営資源を投入し、企業価値の向上を目指すバイアウトファンドとして展開を図る。合…続きを読む
「みえるらべる」の英語表記は「ChoiSTAR(チョイスター)」--。温室効果ガス(GHG)削減と生物多様性の保全に向け、農業者の取り組みと寄与度に応じて生産物・加工品に表示するラベルの愛称に英文字が加わった=写真。農林水産省が12日公表した。同省は…続きを読む
三菱食品は愛媛県オリジナルの希少な柑橘「媛小春」を使って開発した酒類の取り組みに関し、6日に愛媛県庁で報告会を行ったと発表した。商品開発・販売に関わるメーカーや小売関係者らと訪問し、中村時広県知事が対応した。 「媛小春」は08年、「紅まどんな」「甘…続きを読む
15年に制度が開始された「地理的表示(GI)保護制度」は間もなく10年を迎える。この間、農水産物の輸出は急増し、訪日外国人客も過去最高を記録するなど知的財産を保護するGIの重要性がさらに増している。国内でもGI登録で地域の宝の魅力や強みを見える化し、…続きを読む
家庭炊飯が減少する中でも雑穀やもち麦、発芽玄米、玄米などの健康米をコメに混ぜて炊飯する世帯が増えている。インテージの調査では、こうした健康ご飯の食卓出現率が13年との比較で、1.5~1.6倍まで増加。特に最近の米価大幅高騰で、コメのかさ増しにもち麦や…続きを読む
カゴメの飲料事業の春夏戦略は“農からの価値形成”を事業基盤として、野菜や果実、ナッツ類などの植物性素材を使用したWellness飲料として、健康寿命の延伸に貢献を図る。具体的には「カゴメトマトジュース」「野菜生活100」「アーモンド・ブリーズ」の3ブ…続きを読む
カゴメの食品事業は今春夏、トマトケチャップの使用量拡大などを目指す「トマトメニュー食卓出現頻度の拡大」、ご飯にかけるスープ育成などの「スープカテゴリーへのチャレンジ」、「プラントベースフードの定着」を軸に取り組む。物価高騰による節約意識やメリハリ消費…続きを読む
ファミリーマートは消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品に使用する値下げシールを消費者の感情に訴えかける「涙目シール」に変更し、11日から順次、全国の店舗に広げている。年間3000tの食品ロス削減を見込む。ほかにも炊飯技術の改良で、おむすびや弁…続きを読む