23年以降、域外資本のSMの静岡県西部への参入が相次ぐ。現在、物価高で節約志向が著しく高いことに加えて、ガソリン価格高騰に伴い、ワンストップショッピングの高い利便性と低価格を強みにする店舗に人気が集中する。これに対抗すべく、地元SMはオリジナル商品や…続きを読む
◇スーパーセンター業態に迫る 話題のワンストップショッピング 静岡県富士市のマキヤグループは同県に16店舗、神奈川県に5店舗、計21店舗のスーパーセンター業態「エスポット」を展開。ワンストップショッピングの高い利便性で多くの人で常時にぎわう。このほ…続きを読む
◇スーパーセンター業態に迫る 話題のワンストップショッピング 一度の買い物で食品はもちろん、日用品雑貨も購入できるワンストップショッピングが郊外を中心に話題を呼ぶ。今回、高い利便性で多くの人でにぎわうスーパーセンター業態に迫る。(宇佐見勇一) …続きを読む
●対面重視の売場づくり 感度高い暮らしを支える 名古屋市のヤマナカが運営するフランテロゼ覚王山は、「フランテ」にさらに高付加価値商品を揃えた「フランテロゼ」にバージョンアップして開業してから約1年半が経過した。売上げは前年同期を上回って推移しており…続きを読む
小売業の競争が激化する中、商圏内で一定の顧客を囲い込んでいる店舗がある。それらの店舗は必ずしも価格競争に挑むのではなく、他にはないユニークな特色を持っていたり、商圏のニーズに迅速に応える売場作りなどで支持を得ている。今回は、中部地区のSM3店舗を取り…続きを読む
●販促用ロボットを導入 従来の考え打破する店を 名古屋市中村区のアオキスーパーは4月1日、東京都品川区のUSENが提供する業務用の配膳ロボット「KettyBot」を、旗艦店の2店舗に導入した。食品をメーンとした自走式の販促用ロボットとして活用し、店…続きを読む
◇青果=人手不足 ●パッケージ加工作業も 岐阜市の青果仲卸、カネ井青果は24年2月から既存の冷蔵施設「安八低温物流センター」(岐阜県安八町)に続く2ヵ所目の「羽島低温物流センター」(同県羽島市)を稼働させた。低温物流での直送体制を強化するとともに…続きを読む
◇鮮魚=価格転嫁 ●ブリでシェア10%目指す 漁獲・養殖から加工、営業販売までを一気通貫で手掛ける三重県尾鷲市の尾鷲物産は4月から国内最大級の製氷能力を持つ製氷設備の稼働を開始した。空気パイプで各工場と直結。氷を作業現場まで運ぶ手間がなく、生産性…続きを読む
◇生乳=後継者不足 ●市、JAと共同購入の提案も 愛知県を中心に「中央牛乳」で広く認知されている同県豊橋市の乳業メーカー、中央製乳は後継者不足で今後の供給が危険視される酪農家を支援するために地産地消に注力している。同時に工場見学の受け入れや出前授…続きを読む
◇米穀=原料米確保 ●「瑞浪工場」取扱銘柄多様化に対応 米穀卸のハナノキ(愛知県北名古屋市)は24年年8月、1時間で約500kgのコメを無洗米処理する機械を2台導入するなど、瑞浪工場(岐阜県瑞浪市)の設備更新工事を完了させた。生産性が約1.5倍向…続きを読む