全国卸流通特集:大手総合卸7社、競合が持たない圧倒的な強み確立

特集 卸・商社 2015.09.27 11248号 06面
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 食品卸業界は物流費の高騰や競争激化にともなう粗利の低下に苦慮しているが、不採算取引の改善など自助努力によって回復の兆しも出てきた。だが、足元の経営環境には際立った好材料がみられず、今期も引き続き厳しい競争を強いられることが予測される。そうした中で、各社が規模の追求から機能重視へ戦略転換を図る動きが顕在化してきた。競合が持たない強みの確立へ向け、市場では従来にない戦略的な提携も進む。ここまでの動きを振り返った。(篠田博一)

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