2025新春の抱負:日本加工食品卸協会・國分晃会長 持続可能な流通網を

 昨年の食品流通業界は値上げ浸透による改善効果の継続やコロナ収束に伴う人流回復といった外部環境の変化もあり、上半期においては比較的順調に推移してきましたが、下期に入り消費減退の進行や人手不足に伴う人件費・物流費の高騰などが顕著となり、食品流通各社にとって決して楽観のできない状況となっております。
 そうした中、今年は昨年に続き急速に進むコスト上昇に耐え得る企業体質を構築すると同時に適正な価格転嫁を継続し、賃金と物価の好循環の実現によるデフレ経済から完全

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