春季東北流通特集2024
◆春季東北流通特集:価格・価値訴求の二極化鮮明に 物価高へ対応急務
東北経済産業局が発表した百貨店・スーパー(東北6県)の1月の販売額は、1142億円で、前年比2.1%増となった。値上げによる商品単価の上昇や人流の活発化などから、18ヵ月連続で増加した。各社好調に売上げを伸ばす一方で、物価上昇率を加味した東北の実質賃金は低迷が続く。消費者の生活防衛意識の高まりが懸念される。小売企業による生活応援を目的とした価格訴求と、店舗や商品開発での価値訴求が焦点となる。
ヨークベニマルは地域に密着した標準店で“スペシャルプライ