書籍紹介:遠藤章弘著『昆布売りでござる』こんぶぶんこ刊

総合 新刊紹介 2021.03.19 12202号 07面

 和食の要ともいえるだし。だしに使われる昆布の消費が減少傾向にあり、昆布を扱う商人も数も減ってきている中、上方料理ひいては日本の昆布文化の先行きを危惧した天満大阪昆布代表の喜多條清光氏と段野昆布代表の段野治雄氏の昆布商人が企画して、朋興社主宰の遠藤章弘氏による『昆布売りでござる』は1990(平成11)年の発刊。しかし、新型コロナウイルスで在宅勤務や外出自粛などで内食化が進み、料理に向き合う時間も増えてきている時こそ、食文化における“昆布”の価値や役割、その重要性についてあらた