全国小売流通特集:大手食品スーパー=U.S.M.H 地域密着を追求 統合効果で経営効率の向上も

特集 小売 2015.07.30 11219号 03面
近隣にマルエツ店があっても顧客視点で独自に店づくり=フードスクエアカスミ越谷レイクタウン店(埼玉県)

近隣にマルエツ店があっても顧客視点で独自に店づくり=フードスクエアカスミ越谷レイクタウン店(埼玉県)

マルエツは小型店「マルエツプチ」で攻勢=花川戸二丁目店(東京都)

マルエツは小型店「マルエツプチ」で攻勢=花川戸二丁目店(東京都)

 首都圏で展開するマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東(MV関東)の食品スーパー(SM)3社を事業会社とする共同持ち株会社ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は規模利点を生かして収益向上を図るとともに、事業会社の自主経営を前提に地域密着の店づくりを進める。16年2月期から18年2月期(15~17年度)の3ヵ年の中期経営方針で経営効率の改善を果たし、20年に売上高1兆円、1000店舗の目標に向けた足場を築く。統合効果の実績を挙げることで求心力を高

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