繁盛店のまかない:「中華料理 帆」 甘辛の混ぜ麺がクセになる
●まかないからグランドメニューに昇格の可能性大!
「中華料理 帆」は中国・浙江省湖州市を発祥とする「湖州料理」の店。湖州料理は素材のうま味を生かしたシンプルな味付けと、油分や塩分を抑えたヘルシーさが特徴だ。
今回紹介する「夏の和え麺」は、甘辛ダレの混ぜ麺。タレはニンニク、ショウガ、醤油、砂糖、塩、酢などよくある調味料に加えて、ピーナツバターを使っている。すりごまや練りごまを使用したごまダレは一般的だが、ピーナツバターはひと味違う。ピーナツバターならではの味わいと香りがクセになる。
「湖州料理では、あえ麺にピーナツバターを使うことがよくあります」と健明店主。トッピングの豚肉、トマト、キュウリ、枝豆、ギンナン、ネギは食材としての味わいはもとより、彩りとしても美しい。料理の完成度がかなり高いが、「うちの店では、まかないからメニュー化することがよくあります。これも、この夏に出してみようかな…と思案中です」。
「夏の和え麺」が、今夏の人気メニューになっている可能性は大きい。
●店舗情報
「中華料理 帆」
所在地=東京都千代田区東神田1-3-5