プロの食材活用 この食材でこの逸品:テーブルマーク「カスクート」
ひと工夫加えた創作タパスが評判の「C.T Kitchen亀」で10月初旬から販売を開始する新メニューは、ランチや軽食にはもちろん、アルコールに合わせて前菜風にも楽しめるタイプのサンドイッチだ。この新メニューのおいしさを支えているのが「カスクート」(テーブルマーク)。同店の代表、福地哲士氏は「自然解凍でそのまま使えるため、既存メニューをアレンジして挟むだけで提供できる。使いやすいですよ」と言う。
●個性派サンドイッチが即完成! 軽い食感で具材引き立つ
同店では大きなバゲットに具材を挟んだホームパーティー向きのサンドイッチをデリバリー展開しているが、レギュラーメニューではサンドイッチを手掛けていなかったという。しかし、福地代表がこのほどテーブルマークの「カスクート」を知り、「大きさもちょうどよく、店でメニュー展開しやすい。既存の食材を使ってアレンジするだけで、面白いサンドイッチが出来上がる」と見込んで新メニューを考案した。
10月から販売展開するのは、「塩麹豚とアスパラのチーズカスクート」と「だし巻き卵と白身魚のフリットカスクート」。自然解凍したカスクートに具材を挟み、オーブンで3分ほど軽く焼いて提供する。挟んである具材はどちらも、店で普段使っている食材を組み合わせてアレンジしており、アルコールにも合う仕上がりだ。
「このカスクートは軽い食感で、具材をたっぷり挟んでも食べやすい。具材を主役として引き立ててくれるタイプのパンなので、満足感のあるオードブルにも最適ですし、一口サイズにカットすればお酒のおつまみっぽくもできる」と、福地代表。切れ込みが入っている点も使いやすく「大量に注文が入っても、具材をさっと挟むだけで手早く完成する。オペレーションもスムーズで、ありがたい」(福地代表)というのが現場の実感だ。
前夜に自然解凍しておけばすぐに使え、ロスなく在庫管理もしやすい。提供前にさっと焼くと表面がサクッとした焼きたてパンの食感になり、いっそうおいしく仕上がる。「ローストビーフとわさびマヨネーズを組み合わせたものや、鶏キーマとナスを挟んでみたり、既存メニューを軸にいろいろと試作してみましたが、どんな料理にも合わせやすい。具材と味付けを変えるだけで、まったく異なる個性的な一品になるのがサンドイッチの面白さですね」(福地代表)。
●商品紹介
テーブルマーク 焼成冷凍パン「カスクート」
風味豊かな本格サンドイッチパン
湯種製法で作った風味豊かな本格的サンドイッチ用食事パン。スライス入りで、見栄えのよいサンドイッチが手早く完成する。規格=6本×12袋入/2合(冷凍)
●店舗情報
「C.T Kitchen亀」
所在地=東京都目黒区上目黒1-23-1 中目黒アリーナ2階
イタリア料理をベースにした多彩なタパスが人気のワインダイニング
【写真説明】
写真1:「塩麹豚とアスパラのチーズカスクート」10月3日からの期間限定提供。塩麹をつけて焼いた豚ばら肉と、ゆでたアスパラ、レモンマヨネーズであえた紫キャベツを具材にし、シュレッドチーズを散らして焼く。スパークリングワインや白ワインにもぴったり。/「だし巻き卵と白身魚のフリットカスクート」10月3日からの期間限定提供。具材は、だし巻き卵とカレー風味をつけた舌平目のフリット。醤油ベースの自家製甘辛ダレで味付け。冷えた日本酒や焼酎とも好相性