第1回国際シーフードショー、来年6月東京・晴海で
第一回東京国際シーフードショー(事務局‐ジェー・イー・エス㈱、東京都文京区03・3814・8655)は、来年6月10日~12日までの三日間、大日本水産会、日本冷凍食品協会、日本缶詰協会、日本調理師会、関係各国大使館などの後援で東京国際見本市会場(東京・晴海)で開催される。
東京国際シーフードショー(THE TOKYO INTERNATIONAL SEAFOOD SHOW 1993)は、現代未来におけるシーフードの形態を製品と、それを創造するテクノロジーを通して模索してゆくための国際見本市。
外食産業におけるシーフード食材の提案から量販店、百貨店の食品売場などにおけるシーフード製品のあり方を検証するとともに、海産物を加工して現代の消費形態にマッチしたシーフード製品が創られるまでのテクノロジー、輸送技術、機器を展示し、食生活をリードするシーフード業界を作り上げていくためとしている。
出展品目は、消費者のニーズは量の拡大から質の充実を目指すようになっていく。消費者ニーズは、グルメ志向、高品質志向、調理の簡便化志向、健康志向などが複合的に絡み合っており、こうした時代の変化に即するシーフードの提案、開発テクノロジー、システムなどが出展品目にあり、シーフード製品展示(水産会社、商社、国内外生産者、産地業者など)、生鮮品加工システム展示(水産会社、商社、新規参入業者)、鮮度管理システム展示(鮮度管理機器、冷凍機器製造業者など)、物流システム展示(情報処理機器、運送、車両、倉庫、仕分機関連企業)、包装機器展示(包装機器関連企業など)、栽培漁業テクノロジー展示(水産会社、商社など)。
入場者は、シーフードの消費活性化を目指すすべての業種の人が対象者で、出展企業、団体は、来場者とビジネスの関係を結ぶだけでなく、同見本市を通して今後あるべきシーフードの形態を検討し発展させる場として利用できる。量販店、CVS、生協、デパート、専門小売店、ファミリーレストラン、一般レストラン、食堂、居酒屋、炉端焼などの経営者、水産会社、商社漁協、漁連、国内外生産者、産地業者、卸売会社、中卸会社、地方卸売市場、輸入業者、官庁関係者などのほか、海外の含め二万人の入場者を予定している。このため、約五〇万通(国内四〇万通、海外一〇万通)のダイレクトメールを行う。
また、見本市のテーマに沿ったシンポジウム、セミナーを開催する。