「ボワ・エ・デュポン」2周年でオリーブメニュー競演

1997.12.01 141号 21面

フランス料理レストランの「ボワ・エ・デュポン」(香川県高松市、電話087・841・8886)は11月1日、讃陽食品工業(株)(東京都千代田区、電話03・3288・1181)の後援による開店二周年記念として、“フレンチの鉄人”坂井宏行シェフを迎え、秋の素材を使った料理を美食会のメンバーに振る舞った。参加者は七二人。

同レストランのオーナーシェフ、木場巳雄(きば・みのお)氏は、高松「ホテル川六」の総料理長時代から人気があり、オーナーシェフになってからも、安定した顧客に支えられている。

木場シェフと坂井シェフは二〇年来の大親友でお互いに「坂井ちゃん」「木場ちゃん」と呼び合う仲。料理もこの日に合わせて二人で考えた特別メニュー「フォアグラのステーキ、リンゴのソース、マロンのスープ、舌平目とシャンピニオンの秋野菜添えソース、シトロン・オ・ブール」など七品が提供された。

両シェフは「カルボネールオリーブオイル」の大ファン。サラダ、肉・魚料理にふんだんに使っても、バターや生クリームのようにこってりしないで、あっさり仕上がるという。サラダオイルを使うと厨房が臭くなるが、オリーブオイルではその心配もない。

木場シェフは「オリーブオイルでも伊・仏のものは加工品が多く、熱を加えると風味が飛ぶものが多いので信用していない」。

スペインではオリーブ畑自体多く、生産量も世界一。坂井シェフは「カルボネールは、使いやすく、コスト面でも十分やっていける」。

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