スガキコシステムズ、“新ラーメンフォーク”を発表

2007.09.03 332号 4面

中部地区を中心にラーメンチェーン「スガキヤ」を展開するスガキコシステムズ(株)(名古屋市中区、電話052・261・6505)は、昨年迎えた創立60周年記念事業の集大成として「新ラーメンフォーク」を発表した。

菅木伸一社長は「1978年に登場したラーメンフォークは今やスガキヤのシンボルともいえる食器。ラーメンフォークは割り箸の使用をなくそうとエコの先駆けとして開発されたものだが、2500年続く箸の歴史を変えることは難しかった。現在、スガキヤだけで2500万食分の割り箸を使用している。割り箸から通い箸に替えることで今期中に割り箸の全廃を目指したい」と開発の目的を語った。

新ラーメンフォークは「ラーメンをおいしく・楽しく」をテーマに、陶磁器食器メーカーのノリタケとユニバーサルデザインの第一人者、高橋正実氏とのコラボレーションで完成。麺がすくいやすいようフォークの歯を従来の3本から4本に、スプーン部分を深くしスープと麺を同時に楽しめるよう改良した。また、デザインは左右対称で左利きにも対応した、新たに子ども用のラーメンフォークも開発。試用会に参加したスガキヤファン約20人の反応も上々。また若い女性からは「スープパスタの感覚で食べられる」「ラーメンをすすらなくてよいから助かる」といった声が聞かれた。

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