話題の店WATCH:これぞ、「本物の鰹たたき」 藁の炎であぶって塩で
カツオの漁獲高日本一を誇る明神水産グループが展開する「藁焼き鰹たたき 明神丸」が14店舗目となる吉祥寺店を6月にオープン。同店で提供している鰹は、伝統の“土佐の一本釣り”で獲ったもののみで、名物メニューは新鮮な鰹を燃え上がる藁の炎で一気に焼き上げる「藁焼き鰹のたたき」だ。「『今まで食べていた鰹のたたきと味が全然違う。こんなにおいしいものだったのか!』と皆さん、驚かれます(笑)」と、森下幸次代表取締役社長。特に同店では薬味とともに天日塩で食べる、高知では一般的な「塩たたき」をおすすめしており、この味を知ったらもはや「藁焼き+塩」以外の鰹たたきは食べられなくなる、といっても過言ではない。
鰹一本釣り漁業の老舗グループの店舗なだけに、そのほかのメニューも鰹を使った創作料理が中心で、“鰹づくし”が楽しめる。
吉祥寺という居酒屋激戦区への出店だが、“本場の本当においしい藁焼き鰹たたき”という大きな強みがあるだけに、今後大いに期待できる新店だ。
●店舗情報
「藁焼き鰹たたき 明神丸 吉祥寺店」
経営=明神丸/店舗所在地=東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-2萬福ビル1、2階/開業=25年6月/坪数・席数=(1、2階計)45坪・76席/営業時間=16時~23時、土曜11時~15時、17時~23時、日曜11時~15時、17時~22時。火曜休/平均客単価=4,000~5,000円/目標月商=1,300万円(税別)