外食ラーメントレンド予測:東洋水産「具っと便利! ジャージャー麺の具」ほか

2025.11.03 561号 09面
汁なし麺は麺のおいしさも大きなポイントに

汁なし麺は麺のおいしさも大きなポイントに

「具っと便利! ジャージャー麺の具」/規格=85g(冷凍)

「具っと便利! ジャージャー麺の具」/規格=85g(冷凍)

「冷凍蒸し麺」「まぜ麺用中華麺」/規格=各1kg(冷凍)

「冷凍蒸し麺」「まぜ麺用中華麺」/規格=各1kg(冷凍)

低温食品部 冷食企画課 課長 伊規須道太氏

低温食品部 冷食企画課 課長 伊規須道太氏

 ●麺のおいしさアップでまぜそば人気いよいよ拡大

 低温食品部 冷食企画課 課長 伊規須道太氏

 数年前から続くまぜそばブームは、依然として拡大しています。具材のトッピングで店のオリジナリティーを出しやすい点も、人気の理由でしょうか。最近ではスーパーの惣菜などでも、まぜそばが広がっています。まぜそばは麺のおいしさや食べ応えが求められますが、麺の配合や製造技術が上がり、特に冷凍麺が数年前と比べて格段においしくなってきました。汁ありのラーメンなどよりオペレーションが手軽なことも、人気を後押ししているのではないでしょうか。

 また外食店における最近のラーメンのトレンドは、がっつりタイプの「二郎系」の人気が一時高まっていましたが、一方で「ちゃん系」と呼ばれる昭和の中華そば店のラーメンに近い、あっさり醤油スープの人気も急上昇しています。「ちゃん系」はどこか懐かしい魅力と共に、その多くが1000円以下というリーズナブルな価格で提供している点も人気の要因ではないでしょうか。一方で尖ったタイプのラーメンも、最近ますます増えています。煮干しを大量に使った濃厚な「セメント系」やガツンと来る「激辛系」など、攻めたタイプのラーメンはやはり、外食店だからこそ出せる味。消費者の節約志向の高まりから、値ごろ感のあるラーメンと、外食だからこその“特別感”“満足感”を求める傾向に二極化している、と感じています。

 ●トレンドポイント

 ・「ちゃん系」と「尖ったタイプ」の二極化進む

 ・まぜそばブームますます拡大

 ●東洋水産のイチ押し

 「具っと便利! ジャージャー麺の具」

 人気の汁なし麺が即完成

 タケノコ、豚ひき肉を使用し、甜麺醤とオイスターソースで仕上げたコクのある味わい。麺と和えた際に味が薄くならないよう、ほど良い濃さと粘度に仕上げた/規格=85g(冷凍)

 「まぜ麺用中華麺」「冷凍蒸し麺」

 ほぐれやすく経時変化に強い

 しなやかなコシとなめらかな口当たりの冷凍蒸し麺。時間が経っても弾力が保持され、ほぐれやすいのが特徴。「まぜ麺用中華麺」はまぜ麺に適した太麺タイプ。「冷凍蒸し麺」はあんかけそばや焼きそばに適した細麺タイプ/規格=各1kg(冷凍)

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