「オンギ」のシグニチャーボウルたち

「オンギ」のシグニチャーボウルたち

「オンギ」のシグニチャーボウルたち

わかりやすいメニュー。マジックで選択していく。簡単に消せて何度も使える

「ブルコギ・ボウル」赤オニオン、ネギ、落とし卵、ごま、焼き海苔、黒ごまアイオリソース

「スパイシーチキン＆シュリンプ」コーン、アボカド、ラディッシュのピクルス、ネギ、クリスピーなエシャロット、キムチアイオリソース

「クリーミーわさびシュリンプ」赤オニオン、コーン、ネギ、ごま、クリスピーなエシャロット、クリーミーわさびソース

「トリュフホタテシュリンプ」キュウリ、赤キャベツのピクルス、ラディッシュのピクルス、クリスピーなエシャロット、ネギショウガドレッシング

「醤油ガーリックチキン」赤キャベツのピクルス、ニンジン、コーン、ネギ、ごま、ゆずポン酢ソース

「サイドディッシュのバンズ」（1個5$）ビーフ、ポーク、チキン、シュリンプの4種がある

「サイドディッシュのダンプリング（ギョウザ）」（5個6$50￠）ビーフ、ケールの2種

落ち着いたクリーンな店内

レモンとキュウリの輪切りを浮かべた水も

　●5つのステップでカスタム・ボウル

　新スタイルのコリアンレストランが登場した。クリーンで落ち着いたインテリア。決して広くはないが、よく考えられたレイアウトで、迷わないようにいろいろな工夫がされている。

　初めて入る店だと、まずウエイターサービスがあるのか、自分で注文してピックアップするのか迷うが、同店では、「（1）メニューをピックアップする→（2）選んだものをマークする→（3）ここで注文する」と、明るく点灯された表示があって誘導してくれる。

　注文している最中にいろいろ迷って後ろに長い列を作ったり、間違って注文を取ったりすることのないよう、プラスチック板のメニューにマジックで自分の選択をマークするシステムになっている。客側だけでなく店側にとっても親切な方法だ。

　しかも、この注文用メニューがうまくできている。5つのステップで自分好みのマイ・ボウルを作ることができるのだ。下の注文ステップに沿って次々にマジックでマークしていき、レジで手渡して代金を払うシステムで、名前を書く欄、および「テイクアウトするか」「店内で食べるか」の選択欄があり、名前を呼ばれたら取りに行けばいい。

　また、カスタム・ボウルではなく、店のおすすめメニューを選ぶこともできる。サイズとベースを選べば、あとは「ブルコギ」「韓国風BBQサーモン」「BBQポークキムチ」「クリーミーわさびシュリンプ」「ごま豆腐アボカド」「醤油ガーリックチキン」「スパイシーチキン＆シュリンプ」「トリュフホタテ貝＆シュリンプ」の8種類から選べばいい。ベストなソースとトッピングの組み合わせが考えられているので悩む必要がない。例えば、醤油ガーリックチキンは、赤キャベツのピクルス、ニンジン、コーン、ネギ、ごまのトッピングにゆずポン酢ソースというコンビネーションになっている。

　店内はこまごまとしたところにも気配りが行き届き、それぞれのソースの特徴が簡潔に書かれた説明書きが壁に貼られ、レモンとキュウリの輪切りが入った飲料水が用意されている。また、テーブルの上には店への要望などを書き込めるノートが置かれている。

　【カスタム・ボウルの注文ステップ】

　（1）サイズを選ぶ　（中12＄95￠、大15＄95￠）

　（2）ベースを選ぶ　（スーパーグリーン、キノア、白米、麺、玄米＋黒米）

　（3）ボウルを選ぶ　（BBQポーク、ブルコギ、ハーブチキン、醤油ガーリックチキン、ガーリックシュリンプ、サーモンのグリル、オーガニック豆腐、トリュフホタテ貝）

　（4）ソースを選ぶ　（コリアンBBQ、黒ごまアイオリソース、スパイシーコチジャン、クリーミーわさび、キムチアイオリソース、ゆずポン酢、ネギショウガドレッシング）

　（5）トッピングを選ぶ　（アボカド、ネギ、落とし卵、赤キャベツのピクルス、キムチ、ラディッシュのピクルス、赤玉ネギ、クリスピーなエシャロット、キュウリ、ごま、コーン、焼き海苔、ニンジン）

　●店舗情報

　「オンギ（On-gi）」

　所在地＝630 Third Avenue New York NY