ガム・キャンデー特集

菓子 2019.11.13
ガム・キャンデー特集

 ◆ガム、長期低迷もトンネル抜ける兆し キャンデー、グミ・錠菓の高成長続く
 18年のガム市場は、生産数量が前年比3.4%減の2万4350t、生産金額が3.7%減の655億円、小売金額が3.5%減の970億円と、前年から縮小幅は小さくなったものの、小売金額が1000億円の大台を割るなど苦戦が続いた。低迷が続くガム市場だが、明るさが見え始め、長いトンネルから抜け出しそうだ。18年のキャンデー市場は、生産数量が同0.4%増の17万6400t、生産金額が1.6%増の1950億円、小売金額が2.3%増の2680億円と堅調に推移した。グミや錠菓が引き続き高い伸びを示し、ハードキャンデーも機能系商品の上市などが奏功し、堅調に推移した。
 一方、これまでの高い成長を示し市場をけん引してきたグミが、19年上期に入り成長が鈍化、踊り場に入ったとみられる。キャンデーはその特性で口の中に長くとどまり、喫食者においしさをはじめ、さまざまなベネフィットが提供できる。その特徴を生かしたイノベーションとして、喉の潤いという価値を提供するのどあめを開発し、市場拡大につなげてきた。今秋冬も、イノベーティブな商品が複数上市されており、さらなる成長に期待がかかる。(青柳英明)