食肉・食肉加工品特集
新型コロナウイルス感染症拡大による長期外出自粛やテレワークの増加などの影響で、内食化の傾向は春先から現在まで続いており、外食を中心とした業務用は低調だが、家庭用商品は好調に推移している。即食・簡便ニーズに応えるハム・ソーセージ類や、ハンバーグ、弁当商材、ピザ・チキンナゲット、惣菜類など幅広い商品群が伸長している。20年1~7月累計の食肉加工品生産数量は総合計31万7880t(前年比1.8%)と、主要カテゴリーはすべて前年数値を上回っている。
前年まではダウントレンドとみられていた食肉加工品がコロナ禍で伸長していることについて、一過性に終わるのではという懸念がある。追い風がある今こそ、消費者に食肉加工品の利便性やおいしさをあらためて認知してもらう取組みや消費者視点に立った新機軸商品の開発を進めることで、業界全体の底上げに期待したい。今年は内食需要の高まりで定番商品が安定して伸長しているため、春夏新商品は配荷が進まず消費者へのアピール不足となった。今も売場の状況に大きな変化はなく、秋冬新商品は配荷が進むように、各社主力ブランドの強化(横展開)を中心とした開発となっている。(廣瀬嘉一)
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◆食肉・食肉加工品特集:内食化続き家庭用好調 業務用回復見通し立たず
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23新型コロナウイルス感染症拡大による長期外出自粛やテレワークの増加などの影響で、内食化の傾向は春先から現在まで続いており、外食を中心とした業務用は低調だが、家庭用商品は好調に推移している。即食・簡便ニーズに応えるハム・ソーセージ類や、ハンバーグ、弁当商…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:今年度前半の市場概況=サラダチキン前年割れ
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23今年1~7月累計の食肉加工品生産量は、次の通り(カッコ内前年比)。 ▽ハム6万3460t(2.2%増)▽プレス1万2469t(11.2%減)▽ベーコン5万7423t(2.9%増)▽ソーセージ18万4528t(2.4%増)▽総合計31万7880t(1…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:小売・畜産動向=手作り需要でひき肉増
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.2320年は新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり・内食需要の高まりで、外食向けの業務用が大幅減となっているが、小売の精肉部門は各畜種、加工肉ともおおむね好調に推移している。特に豚肉・鶏肉は大幅伸長している。 そのほか、家庭でハンバーグやギョウザな…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:有力各社の業況=下期は価格競争激化も
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23大手ハム・ソーセージメーカー4社の21年3月期第1四半期(4~6月)の業績は別表の通り(日本ハムは米国会計基準採用)。ハム・ソーセージについては、内食需要(巣ごもり需要)の高まりで、家庭内での食事の機会が増えたことにより、家庭用商品は全般的に伸長した…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:有力メーカー秋冬新商品
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.2320年の春夏新商品は、各社が健康志向に対応した大豆ミート中心のノンミート商品を順次投入。話題性もあり予定通り売場に配荷されたが、コロナの影響で各カテゴリーの定番商品が順調に売上げを伸ばしているため、アイテム数がカットされ、従来の定番中心の売場に戻った…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:日本ハム 「シャウエッセン」ブランド拡充へ
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23日本ハムは、あらびきウインナーソーセージのトップブランド「シャウエッセン」の秋冬向け新テイストとして昨年発売した「シャウエッセン チェダ&カマンベール」(102g/102g×2束、税別278円/556円)を8月10日から再発売している。20~30代の…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:伊藤ハム 和洋中など料理活用
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23伊藤ハムは、熟成が醸し出すコク、うまみが特徴の「The GRANDアルトバイエルン」から、ブランドとして初となる「ホワイト(ノンスモーク)タイプ」の「The GRANDアルトバイエルン ホワイト」(170g、税別400円)を1日から新発売している。 …続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:丸大食品 開発テーマは「変価」
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.23丸大食品は、人気の黒コショウが効いたソーセージを使いやすいステーキタイプにした「黒胡椒ステーキ(ツインパック)」(150g、税別330円)を9月上旬から新発売している。使い切りで便利な2枚入×2のツインパック形態となっている。 角切りの生ベーコンを…続きを読む
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食肉・食肉加工品特集:カナダポーク チルド、米国とシェア二分
ハム・ソーセージ 特集 2020.09.2319年のカナダ産豚肉輸入量は前年比4.6%増の23万1699tだった。うちチルドは19万3407tで、単月ベースでは米国を5回抜き、チルドポーク市場でシェアを二分する状況となっている。今年設立10周年を迎えたカナダポーク日本事務所の野村昇司マーケティ…続きを読む