日本食糧新聞社は「FABEX東京2022」（第25回ファベックス2022、第19回デザート・スイーツ＆ベーカリー展）を13～15日、東京ビッグサイト東4～6ホールで開催した。業界イノベーションによる需要創造を通じたコメ消費拡大への貢献を目指し初開催した「第1回お米未来展2022」ほか、「第10回食品＆飲料OEMマッチングEXPO」「プレミアム・フードショー2022」「2022麺産業展～そば・うどん～」4展と併せ、587社が879小間を形成した。終わりが見えないコロナ禍に加え、14、15日は、あいにくの雨模様と寒の戻りで悪天候に見舞われたものの、未来型食ビジネスを提案する情報やビジネスチャンスを狙い来場する業界関係者は3万7781人に上り、前年の2万6457人と比べ1万1324人と43％の増加。熱心に商談するとともに、ロシアのウクライナ侵攻による影響で小麦粉の高値や供給不安が広がる中、お米未来展を多くのマスコミが取材し、熱気に包まれた。（久保喜寛、佐藤路登世、菅田一英、三井伶子）