関東小売流通/北関東・新潟夏季特集
関東・新潟地区の食品小売は新たな成長領域を求めて近畿や中部といった圏外への出店やM&A(企業の合併・買収)の動きが出てきた一方、圏内外の企業も関東で新たな商勢圏を構築しようと動きが活発化している。同業・異業態との競争環境が厳しい中、コロナ禍の影響で客足が変わり、物価高が経営を圧迫し、企業の淘汰(とうた)と上位集約化への機運が高まりそうだ。(流通グループ)
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◆関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:成長求め圏外へ 上位集約への機運も
特集 小売 2022.08.10関東・新潟地区の食品小売は新たな成長領域を求めて近畿や中部といった圏外への出店やM&A(企業の合併・買収)の動きが出てきた一方、圏内外の企業も関東で新たな商勢圏を構築しようと動きが活発化している。同業・異業態との競争環境が厳しい中、コロナ禍の影響で客…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:再編、一段加速 環境激変と利益圧迫で
特集 小売 2022.08.10関東・新潟地区の食品スーパー(SM)を中心に小売の再編が一段と加速している。コロナによる行動制限が解除されて、4月を境にこれまで内食需要が減退し、SM各社の既存店売上高は前年割れに転じた。その上、商品の値上げ、電気代や物流費などコスト上昇も利益を圧迫…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:有力SM成長戦略=カスミ 新業態ノウハウ…
特集 小売 2022.08.10カスミは2月に開店した新業態「BLANDE(ブランド)」2店の売場づくりや品揃え、新ブランド商品の「MiiL KASUMI(ミールカスミ)」などノウハウや要素を他店に水平展開を進める。出店戦略では千葉県のハヤシから借り受けた複数店をカスミの新店として…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:SM各社新店傾向 共通テーマは冷食・惣菜…
特集 小売 2022.08.10●食シーン多様化、品揃え豊富に 関東エリアの新店に見られる共通テーマに、冷食と惣菜の強化がある。冷食はコロナ禍を経て、ストックの利便性だけでなく、家庭内のあらゆる食シーンに対応できるカテゴリーと位置付けられるようになった。売場は以前の店舗と比べ格段…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:新店傾向=ベイシア行田店
特集 小売 2022.08.10●冷食売場拡充し強化 ベイシアは7月、06年にオープンしたフードセンター行田店(埼玉県行田市)をリニューアルし、冷食売場を1.5倍に広げた。リーチインケースの間に平型ケースを2列配置した広い売場を形成、かご4台の搭載が可能な大型カートでもスムーズに…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:新店傾向=イオンスタイル毛呂山
特集 小売 2022.08.10●地域色を前面に展開 イオンリテールは、5月に開設したイオンスタイル南栗橋(埼玉県久喜市)で冷食600品を揃え、6月末のイオンスタイル毛呂山(同県毛呂山町)では800品を扱う。毛呂山の品揃えは従来の同規模店に比べ3倍程度になるという。外食代替として…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:新店傾向=ヤオコー横浜磯子店
特集 小売 2022.08.10●居抜きに合わせ運営 ヤオコーは7月、横浜市内の1号店として横浜磯子店(同市磯子区)を開設した。他業種のトイザらスの居抜き物件のため、売場面積は1684平方m(約510坪)と同社の中ではやや狭いことに加え、バックヤードが1階と地下1階に分かれる変則…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:新店傾向=東武ストア朝霞台店
特集 小売 2022.08.10●駅前の提供価値追求 東武ストアは7月、東武東上線朝霞台駅前のフエンテ朝霞台店を、中食強化の小型店モデル「フレッシュ&クイック」に転換した。売場面積423平方m(約130坪)と限られた売場の中で生鮮やグロサリーを絞り込み、惣菜・冷食を最大限に展開す…続きを読む
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関東小売流通/北関東・新潟夏季特集:新店傾向=そうてつローゼンたいら店
特集 小売 2022.08.10●即食ウエート高める 相鉄ローゼンは7月、1995年オープンのたいら店(川崎市)を改装し、惣菜と冷食を強化した最新モデルに改めた。 惣菜・ベーカリー売場を移設して導入部から青果とともに始まるレイアウトを採用、平台に展開するベーカリーや米飯などの陳…続きを読む