ドールが、フルーツの廃棄削減とプラスチックごみ削減を目指し2022年6月から開始した「ドールバナナ　エシカルバリューチェーンプログラム」。SDGs（持続可能な開発目標）達成に向けた新たな青果販売方法として導入するスーパーマーケットが相次ぐ。プラスチック袋に包装されていないバナナを必要な量だけ量り売りで販売し、食品ロスやプラスチックごみの削減を目指す。また、バナナの皮などの生ごみを堆肥化する「コンポスト企画」も同時に開催し、環境省の食品廃棄ゼロエリア創出のモデル事業に採択されている。エシカルをキーにした青果販売変革に注目が集まる。