こうや豆腐特集
伝統的な乾物食品、こうや豆腐。高い保存性や値頃感といった従来の訴求ポイントに加え、高タンパクで低脂質な特性、豊富なレジスタント・タンパク質による健康機能性などの研究で「健康的な食品としての位置付け」(木下博隆こうや豆腐普及委員会委員長・旭松食品社長)を固めつつあり、新たな価値の構築が進んでいる。(長野支局長=西澤貴寛)
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◆こうや豆腐特集:「量から質へ」転換急ぐ 「機能」「簡便」「用途」で新価値構…
農産加工 2022.10.19伝統的な乾物食品、こうや豆腐。高い保存性や値頃感といった従来の訴求ポイントに加え、高タンパクで低脂質な特性、豊富なレジスタント・タンパク質による健康機能性などの研究で「健康的な食品としての位置付け」(木下博隆こうや豆腐普及委員会委員長・旭松食品社長)…続きを読む
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こうや豆腐特集:市場変化に対応 PBFにアプローチも
農産加工 2022.10.19「こうや豆腐は、2018年10月にTV番組が血糖値の上昇を抑制する機能性などが取り上げられたのを機に、店頭で一時品切れになるほどの好調な売れ行きが約1年半続いた現在は、その貯金が尽きた状況」と話す木下委員長。「業界全体で売れ行きは微減が続き、何かしら…続きを読む
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こうや豆腐特集:製造動向=21年は6.7%減 22年も低調
農産加工 2022.10.19こうや豆腐はほぼ100%、長野県で製造されている。県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、主要メーカー5社の21年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万6366t、歩留まり率45%で推計した製造量は7365tで、前年を6.7%下回った。 22年に入って…続きを読む
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こうや豆腐特集:旭松食品 「TOPURO」即食タイプ新開発
農産加工 2022.10.19旭松食品は熱湯を注ぐだけで食べられる即食タイプのこうや豆腐を新たに開発し、第1弾商品として、こうや豆腐のタンパク質を手軽にとれる新ブランド「TOPURO(トプロ)」を10月7日に発売した。 5年かけて開発(特許出願中)した即食タイプのこうや豆腐は、…続きを読む
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こうや豆腐特集:みすずコーポレーション 創業120周年キャンペーン
農産加工 2022.10.1912月に創業120周年を迎える、みすずコーポレーション。この冬は、電子マネーと交換できるデジタルギフト1000円相当が当たる「ありがとうキャンペーン」(12月~23年2月末)を行う予定。 「若い世代のユーザー開拓が課題の中で、こうしたキャンペーンも…続きを読む
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こうや豆腐特集:登喜和冷凍食品 コスト高受け収益構造を再構築
農産加工 2022.10.19登喜和冷凍食品の今年上半期(4~9月期)売上高は、前年比5%増と「順調な数字」(登内英雄社長)。業務用製品の回復に加え、「コロナ禍で落ち込んでいた盆暮れなどの季節消費が戻りつつあり、家庭用の定番商品も前年を上回っている」という。 一方で、課題は原材…続きを読む
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こうや豆腐特集:信濃雪 「こだわり」さらに追求
農産加工 2022.10.19信濃雪が主戦場とする業務用市場は回復基調にあるが、「戻りきっていない」(松島晴実社長)状況。「油揚げなども含め、『こだわった』商品づくりに取り組んできたが、『こだわり方』が少し中途半端だったかも。『国産大豆』『手揚げ』などにより焦点を当てるなど、売り…続きを読む