日清製粉国際穀物科学シンポジウム

小麦加工 2022.11.28

 日清製粉は16日、「第二回日清製粉国際穀物科学シンポジウム」をオンライン形式で開催した。顧客の小麦粉二次加工における課題解決を目的に実施。パデュー大学教授のSenay Simsek博士、京都大学生存圏研究所特任教授の松村康生博士、カンザス州立大学教授のYong-Cheng Shi博士、日本パン技術研究所常務理事所長の井上好文博士の4人による、小麦を構成する成分の二次加工特性への影響、栄養機能についての総括など、穀物科学分野の研究の将来を展望するテーマの講演会が行われた。また、同社のつくば穀物科学研究所からの研究報告も行った。当日は約200人が視聴した。(久保喜寛)