野菜・果実飲料特集2023
新型コロナウイルスの感染が日本国内で初めて確認されてから3年が経過した。この間、政府による緊急事態宣言などの行動制限などにより、テレワークなどの在宅勤務など、従来の通勤スタイルからの変化が進んだこともあり、自宅での滞在時間に加えて、健康への関心度合いがこれまで以上に進んでいる。(渡辺正大)
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◆野菜・果実飲料特集:付加価値化の動き加速 高騰する原料に課題も
果実飲料 特集 2023.03.31新型コロナウイルスの感染が日本国内で初めて確認されてから3年が経過した。この間、政府による緊急事態宣言などの行動制限などにより、テレワークなどの在宅勤務など、従来の通勤スタイルからの変化が進んだこともあり、自宅での滞在時間に加えて、健康への関心度合い…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:紙パック飲料=進まぬリサイクルに風穴
果実飲料 特集 2023.03.31●飲料メーカー、回収資源化連携始まる 文房具メーカー「コクヨ」のグループ会社「カウネット」が今年1月から紙パックなどのリサイクルサービス「Loopa Drink(ルーパ・ドリンク)」を開始した。回収した紙パックはトイレットペーパーへと生まれ変わる。…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:長野地区動向=観光需要の回復に期待
果実飲料 特集 2023.03.31リンゴやトマト、桃、ブドウなど多彩な農産物と豊富な水資源に恵まれた長野県。高い訴求力を持つ「信州」ブランドの下、野菜・果実飲料は県の食品産業を黎明(れいめい)期からリードしてきた。業容拡大に伴い輸入原料への依存度が高まった現在も、県内メーカーは地域密…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=カゴメ 需要喚起へ価値発信
果実飲料 特集 2023.03.31●彩り・あざやかさに着目 カゴメは“野菜の彩り・あざやかな色”に着目し、明るく、前向きになれるポジティブな情緒価値を、野菜の機能価値とともに発信し、野菜飲料の需要喚起に取り組む。新コミュニケーションメッセージ「あざやかに、生きよう。Go Vivid…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=キッコーマン食品 リコピンの栄養価PR
果実飲料 特集 2023.03.31●実感できる商品充実 キッコーマン食品は、栄養価値が実感できる商品、販促を充実する。主力品をリニューアル発売する。「食塩無添加トマトジュース」は「コップ1杯(200ml)でリコピン トマト4個分」と訴える。 「食塩無添加野菜ジュース」は、新パッケ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=キリンビバレッジ 間口広げ活性化図る
果実飲料 特集 2023.03.31●「エッセンシャルズ」 出荷量は過去最高 キリンビバレッジは展開を進める「トロピカーナ」ブランドについて、健康意識の高い消費者に向けての間口の拡大と果汁市場の活性化を図ることを戦略にしている。 2022年実績は前年に比べ6%減での着地となった。価…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=伊藤園 「青汁マン」で現状打破
果実飲料 特集 2023.03.31●まずは知名度アップ 伊藤園が公表する2023年4月期第3四半期の決算資料によると、飲料販売数量のうち「野菜飲料」は前年比11%減と苦戦を強いられた。 日本食糧新聞の取材に応じた伊藤園の山口哲生野菜・果汁ブランドグループブランドマネジャーはこの点…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=サントリー食品インターナショナル 飲用者拡大向け…
果実飲料 特集 2023.03.31●「なっちゃん」前年超え サントリー食品インターナショナルは、果汁飲料主力ブランドの「なっちゃん」が21年に比べ上回る着地を見せるなど好調さを続けている。新たに同ブランドからは「なっちゃんフルーツオレ」を新発売したことで、新たな間口の拡大も進めてい…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:野菜系=ヤクルト本社 訴求ポイント明確に
果実飲料 特集 2023.03.31●「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」 鼻の不快感軽減 ヤクルト本社が2月から機能性表示食品としてリニューアルした「ヤクルトのおいしいはっ酵果実」が、再スタートダッシュを決めている。花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感を軽減する機能が評価され…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=雪印メグミルク 露出高めて市場貢献
果実飲料 特集 2023.03.31●果汁100%に栄養プラス 雪印メグミルクは23年度、「Dole」から「Juicy Plus(ジューシープラス)」シリーズ2品を提案して、ブランド成長につなげたい考えだ。果汁100%のおいしさに栄養素をプラスし、間口拡大を推進する。10品をラインア…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=日本コカ・コーラ 自販機と外食施設に期待
果実飲料 特集 2023.03.31●「Qoo」2品を刷新 日本コカ・コーラは「外出機会の増加に伴い、カテゴリーは全体的に強い回復傾向にある」(担当者)とした上で「特にチャネルとしては、自宅外需要を取り込んだ自動販売機・外食施設での回復についても力強い」とし、今後のこのカテゴリーへの…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ポッカサッポロフード&ビバレッジ 7年連続で最高…
果実飲料 特集 2023.03.31●「キレートレモン」好調 ポッカサッポロフード&ビバレッジは「キレートレモン」ブランドが好調さを続けている。昨年2022年は、7年連続で過去最高出荷を記録している。同社によると、レモンに含まれるビタミンCに加えてクエン酸の機能価値も広まっていること…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=フルッタフルッタ アジア旅行の気分を
果実飲料 特集 2023.03.31●香港発マンゴードリンク フルッタフルッタは、昨年末から香港発祥のマンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」を販売している。同社によるボトルタイプの日本での「楊枝甘露」の本格販売は今回が初となる。日本でもアジア旅行気分を味わえるスイーツドリンク…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ふくれん 国産原料使用に手応え
果実飲料 特集 2023.03.31●「国産野菜スムージー」 関東でも導入拡大 ふくれんで実績が堅調に動いているのが、「国産野菜スムージー」シリーズだ。コンセプトは「手軽においしく野菜をチャージ」。国産野菜、国産果物を使ったスムージーで、ニンジンを搾る際に出る繊維質(ニンジンパルプ)…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=ハウスウェルネスフーズ ゼリー飲料大幅伸長
果実飲料 特集 2023.03.31●「まるでスムージー」後押し ハウスウェルネスフーズの昨年4月から12月までは、「PERFECT VITAMIN 1日分のビタミン」が前年比17.6%増と大きく伸長した。特にゼリー飲料が好調だった。3月には同シリーズのゼリー飲料のパッケージをリニュ…続きを読む
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野菜・果実飲料特集:果実系=アサヒ飲料 強み生かし価値提供
果実飲料 特集 2023.03.31●既存ブランドを中心に アサヒ飲料が展開を続けてきている「Welch's」「バヤリース」ブランドは、カテゴリー自体が苦戦を続ける中で、堅調な推移をしている。 「Welch's」のうち「Welch's 1房分のぶどう」については、前年に比べ74%増…続きを読む