災害食特集2024

災害食特集:国立健康・栄養研究所 坪山宜代氏 日本の災害食が世界基準に

総合 2024.08.05 12801号 04面
国立健康・栄養研究所 国際災害栄養研究室 坪山宜代室長

国立健康・栄養研究所 国際災害栄養研究室 坪山宜代室長

 ◇国立健康・栄養研究所国際災害栄養研究室・坪山宜代室長
 自然災害が多いわが国で長年、ノウハウを構築してきた災害食の品質基準が、国際標準(ISO)となる日も近い。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所国際栄養情報センター国際災害栄養研究室の坪山(笠岡)宜代室長が委員長を務める災害食国際規格委員会が、国際標準化機構に提案したもので、昨年10月に規格検討項目として承認され、今年初から世界で議論が始まった。同室長に背景や現状の問題点

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    災害食特集2024

    総合

     災害食は、頻発する自然災害の中でも1月の能登半島地震を契機に、人々の防災意識は一気に高まり、専業メーカーの売上げは大きく拡大。供給が受注に追いつかない状態もあったが、直近では少し落ち着いてきた。(佐藤路登世)

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