災害食特集2024

災害食特集:アイリスオーヤマ アルファ化米や缶詰も

農産加工 2024.08.05 12801号 05面

 アイリスオーヤマの食品事業は、東日本大震災の被災地支援と農業復興への貢献を目指し13年に参入、飲料水と精米・パックご飯中心に、災害時のライフラインとなる商品を展開している。防災意識の高まりを受け21年、宮城県角田工場で自社生産の「低温製法アルファ化米」を投入し、非常用災害食市場に参入。おかずも必要と同年、新潟の「ゆのたに」からレトルト食品と缶詰の事業を譲り受け、魚沼工場を開設した。
 災害時の備えを強化するとともに、積極的に現地雇用している。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 災害食特集2024

    災害食特集2024

    総合

     災害食は、頻発する自然災害の中でも1月の能登半島地震を契機に、人々の防災意識は一気に高まり、専業メーカーの売上げは大きく拡大。供給が受注に追いつかない状態もあったが、直近では少し落ち着いてきた。(佐藤路登世)

    詳細 >