介護食品・スマイルケア食特集

介護食品・スマイルケア食特集

介護食品の品質向上や市場の拡大を目的として、国内で販売されている介護食品・スマイルケア食もしくは同様の機能性を持つ優れた商品を表彰する「第10回 介護食品・スマイルケア食コンクール」(主催:日本食糧新聞社 後援:農林水産省)を実施した。受賞商品は、日本食糧新聞および日本食糧新聞・電子版で発表のほか、ファベックス東京・中部・関西などで商品紹介する。

「第10回介護食品・スマイルケア食コンクール」受賞商品

  • 〈農林水産大臣賞〉
    • 部門4 イナショク プチドリップ(伊那食品工業)
  • 〈農林水産省大臣官房長賞〉
    • 部門1 食楽膳プラス まろやか☆えびのチリソース麺(SOMPOケアフーズ)
    • 部門2 濃縮茶碗蒸しの素 冷凍(尾家産業)
    • 部門3 森永おいしいマスカットゼリー鉄&せんい4P(森永乳業)
    • 部門4 日清食事にプラスMCTオイル(日清オイリオグループ)
  • 〈審査委員長賞〉
    • 部門1 素材市場さばのスナック〈ほんのりスパイスの風味香る、さばカレー味〉(おやつカンパニー)、たんぱくカスタード(オリエンタルベーカリー)、鶏肉と根菜の甘辛煮(栗木食品)、S国産小松菜の豆乳よせ〈Fe・Ca〉50(羽二重豆腐)
    • 部門2 マンゴーカット〈ソース入〉(大冷)、HGやわらかエビチリソース煮(日東ベスト)、食べる糀甘酒(ノース白山)、やさしいおかずセット 鮭の塩焼き(マルハニチロ)
    • 部門3 栄養支援かぼちゃのプリン(ホリカフーズ)
    • 部門4 ファイバリクサ(ナガセヴィータ)
  • 〈金賞〉
    • 部門1 なめらか玄米ミルク プラス6大栄養素(伊藤園)、焼売 食物繊維たんぱく質50~53個(尾家産業)、助宗タラ揚煮〈骨取り〉(オカフーズ)、おからクランチ大豆ミート(おとうふ工房いしかわ)、おみポンもち麦編(OMIMO)、楽らく柔らか骨なしあじ揚焼(大冷)、100年長生きクッキー(ボンジュール)、EXIT COFFEE(YOUR MEAL)
    • 部門2 200g ふっくらおかゆ(亀田製菓)、食べると白和え風(ケイエス冷凍食品)、食べやすさに配慮した4スープセット(スープストックトーキョー)、高知の生姜とうふ(高橋豆富)、やわらか豆腐白玉(ふくなお)、まるごと柿そーす(フルーヴ)、りらく やわらか根菜ご飯の素(三島食品)、ふんわり彩りとうふ寄せ〈鉄・Ca〉(ヤヨイサンフーズ)
    • 部門3 おいしくカロリー200 グラタン風味(ハウスギャバン)、くちどけふりかけ のりとたまご(丸美屋食品工業)、やさしい献立 なめらか鯛ごはん(キユーピー)
    • 部門4 ビタミンアップナール(ファイン)、直火シーズニングオイル(ファインフーズ)

サポーター企業

介護食品・スマイルケア食コンクールとは

噛むこと、 飲み込むことが難しい方々の食品だけでなく、低栄養の予防につながる食品、日々の生活をより快適にする食品、健康志向の食品として、 幅広い方々にご利用いただけるよう、 介護食品の品質向上、 介護食品市場の拡大を目的として、日本国内で販売されている介護食品もしくは同様の機能性持つ食品を広く募集し、 厳正な審査の上すぐれた商品を表彰いたします。

各賞紹介

  • 農林水産大臣賞 (授与数 : 1点)
  • 農林水産省大臣官房長賞 (授与数:4点)
  • 審査委員長賞 (授与数: 複数点)
  • 金賞 (授与数 : 複数点)

応募部門と対象商品

(1) 健康維持上栄養補給が必要な人向けの食品部門
噛むこと・飲み込むことに問題はないものの、健康維持上栄養補給を必要とする方向けの食品*
※エネルギーが100g かつ 100ml当たり 100kcal以上、または100g (100ml) 当たりのたんぱく質含有量が8.1g (4.1g) 以上、 若しくは100kcal当たりのたんぱく質含有量が4.1g以上である食品

(2) 噛むことに問題がある人 (咀嚼困難者) 向けの食品部門
噛むことに問題がある人でも食べられる食品 (例:豆腐) *

(3)飲み込むことに問題がある人 (嚥下困難者)向けの食品部門
飲み込むことに問題がある人でも食べられる食品 (例:ペースト状、 ムース状、 ゼリー状の食品) *

(4)食品素材・材料部門
介護食品の品質と価値向上に役立ち、 介護食品開発をサポートする素材・材料・調味料・香料・油脂・添加剤など

*応募時にスマイルケア食識別マークの利用許諾を得ている必要はありません。

応募方法

応募フォームに必要事項を記入のうえ、ご応募ください。
※必ず「商品のカラー写真」のデータをご用意ください。
※応募商品の写真および売場写真は、弊社媒体の記事および展示会場内での掲示等で使用する可能性があります。
※応募部門(4)食品素材・材料部門については、商品の参考資料 (論文もしくはそれに準ずる資料のPDFデータ等) 1点を事務局宛にご送付ください。

応募資格

下記の(1)(2)の両方を満たしていること
(1)応募部門の内容に合致する食品の製造者、OEMによる自社ブランド商品の販売者、または取り扱いがある卸・問屋・小売等の流通事業者
(2)審査用に、 商品を無償提供することが可能であること

応募条件

自薦または他薦により応募が可能です。
自薦: 自社製造商品・自社ブランドOEM商品の食品を対象とする。
他薦:自社製造商品・自社ブランドOEM商品以外の食品を対象とする。

※応募商品が各種分類の利用許諾や認証等を取得している必要はありません(部門選択の参考として掲載しています)

審査委員

<委員長>
金谷 節子(金谷栄養研究所 所長)

<委員>
井上 淳(サポート企画ラボ代表)
今井幸子(富士産業株式会社メディカル統括本部常務執行役員)
今西 信幸(公益財団法人日本ヘルスケア協会 代表理事・会長) 
大熊 るり(医療法人 社団東山会 調布東山病院 リハビリテーション室 室長・医師)
黒田 賢(ヘルシーフード株式会社代表取締役)
黒田 留美子(高齢者ソフト食研究会 会長)
森 佳光(日本介護食品協議会 会長)
山本 裕康(公益社団法人日本メディカル給食協会 相談役・理事)
杉田 尚(株式会社日本食糧新聞社 代表取締役社長)

※敬称略、区分順、審査委員名50音順

審査項目

応募部門(1)〜(3)

  • 低栄養対応
  • おいしさ
  • 見た目の美しさ
  • 硬さ区分の妥当性
  • 食べやすさ
  • 機能性
  • 価格

応募部門(4)

  • 商品の用途・目的とその特徴
  • 原材料 ・物性
  • 商品の今までの実績、 または今後の見込み

表彰

各部門毎に最も優れた商品1点を決定し、 農林水産省大臣官房長賞候補とします。 さらにそれらの中から最優秀の商品を1点選定し、農林水産大臣賞候補とします。農林水産大臣賞候補に選定された部門は次点の商品が農林水産大臣官房長賞候補となります。その他、審査委員長賞、 金賞等を決定します。受賞商品は後日、表彰式を行います。

コンクールサポーター企業募集中!

日本食糧新聞・同電子版における「介護食品・スマイルケア食コンクール」 開催関連企画 (Webセミナー・表彰事業など)を通じて、業界の活性化を応援いただけるサポーター企業を募集しています。

<お問い合わせ>
〒104-0041 東京都中央区入船3-2-10 アーバンネット入船ビル5階 日本食糧新聞社
「介護食品・スマイルケア食コンクール」事務局 (大谷、 山根、福島)
Tel:03-3537-1308 mail:carefood@nissyoku.co.jp

「第10回介護食品・スマイルケア食コンクール」 農水大臣賞に伊那食品工業「イナショクプチドリップ」

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外部リンク

スマイルケア食(新しい介護食品) 農林水産省

スマイルケア食の現状と展望 農畜産業振興機構