食品ニューテクノロジー研究会講演:農業・食品産業技術総合研究機構・山本和貴氏
●「世界での食品加圧加工技術の現状と今後の展開」農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門食品加工・素材研究領域・山本和貴氏
食品高圧加工では、加熱することなく殺菌ができる。そのため、製造時のエネルギー消費が少ない上に食品成分の損耗を最小化しつつ、殺菌、変性、抽出、液体含浸、開脱殻などできる特徴がある。ジャムなどの製造技術として日本で1990年に始まり、その後、国内では無菌包装米飯での液体含浸、貝類(カキ、アサリ)の開脱殻、エキス抽出、肉加工品・